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<お知らせ>2026年6月、これまでのE-Mail停止中のため 新メールを開設中です。 当面の間、緊急連絡先として下記E-Mailを臨時使用お願いします。
    E-Mail : yoshimura2156@gmail.com

楠の会だよりNo.289号(2026年7月)記事より

人間関係を良くしたいなら、
   まずは自分の心を大掃除
心の川が清くなければ
   きれいなお水が流れ込んでも
結局は汚れたまま
         美輪 明宏


ひきこもり者支援の内容に変化が欲しい!

梅雨の蒸し暑い日が続きますが、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。 さて令和8年6月22日(金)KHJ全国ひきこもり家族会連合会の令和8年度総会が開催されました。その席上、来賓として臨席された厚生労働省社会援護局地域福祉課からご挨拶と共に、今年度のひきこもり支援の方向性について説明がありました。ひきこもりへの正しい理解の促進、誰もが孤立しない社会の実現をはじめ、支援に取り組む国の姿勢が続いていることを確認し、評価いたします。しかし、この問題もかれこれ25年を超えてきました。それなのに親が死ぬまで続くことを覚悟しなければならない家族も少なくありません。

〇親の死後に残る課題と対策
支援者の話を伺うと、当然ですが、親の死後様々な手続きが必要になります。できれば生前に親がその事務処理をやって置くことを提案しているのが、畠中雅子氏(ファイナンシャルプランナー)です。「親のライフプラン」として季刊誌「Ship!」2026年春号に掲載されています。私たち親の終活として気持ちの整理にも参考になります。

ともかく最重要問題はまずお金です。彼が一年間に使う収支の割り出し。そのためには今親が持っている資産、預貯金、不動産の総整理、残すお金がない場合はどうするか、生活保護が最後の砦であることを知っておきましょう。
次に重要なことが住まい方です。グループホームや一人暮らしができる住まい方を国の策として今後検討課題にしていくことは、ひきこもりに限らず今後お一人様の増加にかんがみ、全国家族会KHJから厚労省に持ち込む必要があるのではないでしょうか。
お金があり住まうところがあっても、人間であれば人と関わりなく生きることは不可能と思わなければなりません。いろいろな手続きをする場面でお世話になる人とつながりができることを考えておきたいものです。そして常日頃より家に他人が来ることを拒まず、親の友人や知人、親の介護関係の人たちの来訪に慣れさせておくよう心掛けてみましょう。

〇彼らにやりがいのある仕事を!
もう一つひきこもり問題で、特に支援者側に考えていただきたいことがあります。
ひきこもり当事者が障害福祉につながりにくい点についてです。障害福祉に関わる支援者の皆さんのご苦労は十分に感謝しつつも、一つ考えていただきたいことがあります。それは例えば作業所などの作業内容についてです。障害者と言うことで、従来から箱折とか単純作業が今も殆どではないでしょうか。しかし今は未曽有の人手不足の時代です。世の中には様々な職業があります。職人の手仕事や農業、林業、工場の中の少し訓練を要するがやりがいのある作業など、ボランテイアも含めて、もう少し視野を広げて、本当に当事者たちが社会参加している実感がつかめる仕事を彼らに紹介していただけないかと提言させていただきます。
            (文責吉村)

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KHJ福岡「楠の会」主催 講演会&相談会

<長引くひきこもり・親の対応のポイントは?>

講師:鳥巣正治氏 八おき塾
    (福岡わかもの就労支援プロジェクト)代表理事
講師:樋口知恵美氏 〇市就労支援相談員
日時:2026年7月18日(土)14:00~16:00
        (14:00~講演会・15:00~相談会)
会場:あすみん(西鉄天神クラス 4階)
        (福岡市中央区今泉1-19-22)
申込・お問合せ:福岡「楠の会」
        (TEL:080-6475-3216・090-8222-7403)
参加費:会員 無料 ・会員以外 600円

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<投稿 「楠の会だより」をいただいて>

私は昨年9月一度だけ、「あすみん」の楠の会に参加しました。 38歳の息子がひきこもりしていました。息子は過去に少し仕事の経験がありました。
9月の会の参加者は非常に少なく、しかも初めての方が私のほかにもう一人おられましたが、正直がっかりしたものです。もっと多くの方の経験を聞けると思っていましたので。
しかしそれ以降会報を毎月お送りいただきました。その何回目かで、「あいれふ」のひきこもり支援センターのことが書いてあるのがあり、30、40歳代の仕事の相談窓口があるとの記載がありました。気になったのでその号だけ保管していたのですが、ある時息子から仕事について話が出たので保管していた会報誌を本人に見せたところ、自ら「あいれふ」に電話して、今年の1月26日にひきこもり支援センターに行きました。
何度か通ううち、そこからの紹介でハローワークに行き、そして4月からアルバイトを始めて、今も続いています。1日6時間(9:00~15:00)週4日のホテルのベッドメイキングの仕事です。今月3週目より週5日に変更しました。お昼休みもなく、結構な力仕事らしく先月までかなり疲れている様子でした。今後いつまで続くかわかりませんが「楠の会だより」がいいきっかけになったことをご報告いたします。(M)

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今月は他にも素晴らしい投稿記事があります。ぜひ「楠の会だより」をご覧ください。
なお、当ホームページに「楠の会だより投稿」のサブページを設置しました。
こちらの方もご利用ください。
投稿の一部を掲載しています。→楠の会だより投稿    

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福岡「楠の会」支部会だより

数ある支部会だよりからいくつかの支部をWEB編集者独断で選んでいます。他の支部会の状況をご覧になりたい方は、「楠の会だより」をご利用ください。

★宗像の集い 6月17日 (水)13: 30~16: 00(メイトム宗像 ) 参加者8名 (女性7 、男性1)

1.「死とは何か」という本をユーチューバー(サラタメ)さんがまとめた動画10分 視聴
アメリカ・イェール大学シェリーケーガン先生の哲学講義を本にまとめたものです。夢を見ないで寝ているときの状態が死と同じ状態なのに、死を怖いと思うはなぜか、それは将来獲得できるであろう素晴らしい生活を略奪されるから死を怖いと思うのだということです。これを略奪説と言います。死を否定的なものと考えずに、ひとつの締め切りだと考えれば、自分のやりたいことを締め切りにまでにやり遂げようと努力するそのきっかけだ、と思えばよいということです。

2.みんなの声

Aさん:死については徒然草第93段を思い出します。「されば、人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや」の言葉です。
会報に出すに当たって、中野孝次さんのこの場面の訳を掲載します。「だからだ、人がもし本当に死を憎むのなら、生きてある今を愛せよ、というのだ。いのちあって今を生きているこの喜び、これをこそ毎日楽しまないでどうする。ところが愚かな者は、この最高の喜びを忘れて、骨折ってわざわざそれ以外の楽しみを求める。生きてあるというこの自分にそなわった財を忘れて、危険をおかしてわざわざ自分の外にある財を求めるが、そんなことをして欲望の満足する時のあるはずがあろうか。生きているあいだ生を楽しまないで、もう死ぬという時になって死を恐れる。こんなバカらしい話があろうか。人がみな生を楽しまないのは、死を恐れないからだ。いや、死を恐れないのでなく、死が近いことを忘れ、自分はそうすぐには死なぬと思っているからだ」

Bさん: 娘はB型作業所に不安要素が多くて、なかなか通う事ができません。この状態が1月半程続いています。
受診した時に先生にメモを見せて相談したようです。私は内容は聞いてません。先生からもドクターストップがかかり、すぐ行かなくても行けるようになったら行けばいいよ、と言われました。私は、ただただ見守るだけで、娘が何か発信してきた時に対応しようと思っています。
最近では長女にラインで相談しているようなので、私も少しは安心しています。
それから私が畑に行って帰りが遅い時は、心配してたとラインを送ってきました。口には出しませんが、心配してくれている事が嬉しいです。
会員の一人の方が、病気がきっかけで息子さんとの距離が少し縮まった、と話されていました。皆さんよかったね、と声をかけられていました。
良い報告を聞くと、嬉しいものですね。

Cさん:死を多くの人は怖いと思います。花を見れば多くの人は美しいと思います。これらは脳のある部分が皆に共通した働きをしているのだと思います。ある実験によれば、いやな場面の後に花を見るとストレスが軽減するそうです。おうちに花を飾ると美しいと思うとともにストレス軽減の効果もあるのですね。
       (参加者全員で発言持ち寄りのまとめ)

★福岡の集い 6月18日 (木) 14:00~16:00(あすみん) 参加者6名 (男性4、女性2 )

〇『息子さんが体調不良になり、病院にかかったことがきっかけで、様子が良い方に変わり昼夜逆転の生活が治り、お手伝いで買い物に行けるようになった』というお話がありました。
我が家でも、息子(35歳)が3年前に体調不良から一月ほど入院し、その際に同じような経験をした事を思い出し、家族に大変なことが起きた時、それをきっかけに事態が好転する事もあると改めて実感しました。
また、別の方の会報誌をきっかけとして息子さんの就労につながった、というお話を伺い、子の小さな変化を見逃さず、親として常にアンテナを高くして、何かあった時にすぐに動けるようにすることが大切だと感じました。(O)

〇あるお父様のお話。「人には内向型と外向型の性格がある。自閉症スペクトラム(発達障がい)や引きこもりの人たちはどちらかと言えば内向型が多いと思う。そんな性格上、のめり込み傾向があり、また感覚が人並み以上に敏感なので、音楽や芸術方面に秀でていると言われる。この内向型の人たちがコミュニケーション能力に弱いのは当然。コスパを重要視する社会に適合していくことを考えれば、親はうちの子はできないと否定的な思いを持つしかないし、子も親の気持ち読んでいるので希望を持つ余裕はない。その悪循環に陥っている親子が多くないだろうか。まず親が希望をもつことが出来るように考え方を変えていくべきではないだろうか」

〇内向的、外交的という話を聞いて、父親の私自身が内向的だと今になって気が付きました。子どもにあれこれ期待することを反省しました。

〇発達障がいの講演会を聞きに行ったが、本当に若い親が多いのに気が付きました。今、子どもを発達障がいと見ている親が本当に多いということですね。(F/Y)

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