■楠の会だより投稿文の紹介■

<投稿 Ⅱ>
<  息子が口を開いてくれたきっかけ  >
 

私たち夫婦は6月の会合に初めて参加をさせていただきました。
親である自分達もだんだんと年を取っていき、引きこもり状態の息子と、これからのことなどについて、きちんと話し合いたいと考えています。
ところが、私たちは、このところ息子とうまくコミュニケーションをとることが出来なくなってしまっています。
食事に出てきたときなどに、息子が興味を持ちそうな話題を見つけていろいろ話しかけてみたりするのですが、息子はほとんど無反応。
話を聞いているのか一向にわからない状態です。
どうすれば、普通のコミュニケーションがとれるようになるのか悩んでいました。

先日、妻が買い物で外出している際に、息子が自宅のトイレを詰まらせてしまうという出来事がありました。
息子は自分ひとりで何とかしようとしていたようでしたが、どうにもうまくいかずに困り果てていたようです。
そんな時にちょうど妻が帰宅したのです。
妻が『どうしたの?』と尋ねると、いつもは無言の息子が『トイレが詰まってしまい・・・』と口を開き、ちゃんと話してくれたのです。
妻は、『そう。だいじょうぶよ』と言って、すぐにトイレのつまりを直してあげました。
話しかけてもいつも無言の息子ですが、困ったときにはちゃんと言葉に出してくれることがわかりとても嬉しかった。

今回、とても小さな出来事だったのですが、息子に困ったことが起きた際、傍にいる私たちに助けを求めて話をしてくれた事に対して、とてもうれしく感じました。
困った事、問題が起こったときには、一人で抱えず、話してもらいたいし、話してもらえるような関係を少しずつでも作っていけるよう努力していきたいと改めて感じました。(H)