■楠の会だより投稿文の紹介■


投稿  家と言う字は手足を伸ばして・・・ 
                  E子

数年前もう夕方で薄暗くなっているのに、スズメがおしゃべりをしています。
ある時頼みごとがあって旧知の便利屋さんに話すと、家の屋根の瓦にスズメのマイホームが二つあることが判明しました。
ひなでしょうか、顔も見えていると。
猫も歩けない北側の涼しいところです。以来スズメの声がすると一体彼らは何をおしゃべりしているのだろうと屋根を見上げて思っていました。
それはちょっと変な言い方ですが、うらやましいのです。
平成15年死去した私の夫だった人は私が話しかけても無言、無視が多かったです。
無言、無視の訳はかなりあとにやっとわかりましたが、そのことは省略します。
偉そうなことを言うようですが、生活をしていくのに最も大切なのはコミュニケーション、会話だと今になってつくづく思います。
生の声だけでなく、電話、メール、テレビ電話などいろいろ会話ができますし、耳が生まれつき不自由な方は手話でお互いの意思や思いを伝えあっておられますね。
私は30代から補聴器を使用していますが、息子との会話はスムーズにできています。
傾聴と言う言葉を知りましたので、息子が私に話しかけると、うんうんと話の途中で相づちを入れます。
家で穏やかな会話や楽しい会話ができると夫婦も円満ですし、外での疲れた体や心が回復され、他の家族も家に帰るのが楽しくなりますよね。

私は最近家と言う字を見て、家の中で手足を伸ばしてリラックスしている姿を想像します。
会社や職場で重要なポストにおられるお父さん方は、帰宅して背広を脱ぐときにはこころの鎧もはずして、家族に高圧的態度を取らず、妻や子に否定的批判的な言葉を使われないようにお願いいたします。
今はコロナ拡散防止のために外出自粛が要請され、皆さんストレスがたまり、イライラしがちだろうと思いますが、大切な家族です。
特にお父さん方には暴言を吐かないでくださいね、とお願いします。