■楠の会だより投稿文の紹介■


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「中高年ひきこもり」(斎藤環著)
       を読んで得たヒント


「楠の会だより12月号及び2月号」で紹介されていた「中高年ひきこもり」を読みました。本を読んで、私は次のことを感じました。

〇挨拶のコツ
私は以前徒然草の「死を憎まば、生を愛すべし」を引用して、朝が迎えられたことを感謝しながら毎日をしっかり楽しみながらいきると共に、自分に対してだけではなく、家族の顔を見たときには「みんなも今日も生きていて良かったね」と心のなかで感じようと考えたことがありました。

斎藤環先生は、これを一歩進めて考えておられます。
ひきこもりで親子の会話のきっかけがないときは、おはよう、ただいま、の挨拶から始めようと言われた上で、その挨拶を交わすコツとして、言葉に出さないで良いので「今日も元気でいてくれてうれしい」「生きていてくれてありがとう」などの言葉を呟きながら、挨拶をすることだと言われます。
そのような挨拶をすることで、肯定的な気持ちがうんと伝わるそうです。
これを読んで、なるほどという思いです。
困った人だなと思いながら「おはよう」という時の言葉の響きと、“生きていてくれてありがとう”とつぶやきながらの「おはよう」という響きでは違ったものになると思います。
後者の響きはやさしい気持ちがあふれていると思いましした。
私は早速これを実行したいと考えています。
できれば世の中のみんながこの挨拶の仕方を実行することができると、揉め事や争い事がうんと少なくなるのではないでしょうか。
周りの人すべてがこのような気持ちでいてくれたら、川崎通り魔事件の展開も違ったものになったかもしれません。 (A男)