■楠の会だより投稿文の紹介■

四戸智昭先生(福岡県立大学准教授)レクチュアー要録
ひきこもり本人とその家族の関係を通して見えるもの 2月18日(月)あすみん
                


今回の四戸智昭先生のお話は、会報199号に一部分掲載していた福岡県ひきこもり支援センターでの研修会で発表された内容を基にしたものです。しかし全く同じではなく、行き詰っている親たちへの貴重なアドバイスをいただきました。参加者が20人ばかりだったのが残念でした。現場に出向き、自分の耳で聞くことが一番ですが、参加しなかった方々に独断と偏見に満ちたまとめをしてみます。疑問などありましたらお知らせください。

なお、このホームページでは要録の項目だけを抜粋して記載しました。本文については「楠の会だより」No.201 3月号をご覧ください。

○ひきこもりは、プロセスアデイクション(嗜癖行動)
○三者のプロセスアデイクション(子のひきこもりへの依存、母の子への依存・父の仕事への依存)
○共依存の抜けた方
○再帰性の力
○<親が避けるべきACID(酸味)>
 1.無気力を避ける Apathy
 2.支配的になることを避ける。Controlling
 3.孤立を避ける Isolation
 4.他者依存的になることを避ける Dependence
○生産性、多様性を聞かない日がないが、そう叫ばないといけないのか
○現代社会における家族
○本当の幸福とは
○社会が病んでいる
 最後に、今、ひきこもりの子どもだけが病んでいるのではない。
 家族も支援者も社会全体が病んでいると思う。
 だから支援者は社会から少し離れたところで支援してほしい。
 ひきこもりの当事者たちが自己治療のために行為嗜癖に耽溺するのはいたって普通のこと。
 彼らはむしろ、親たちを含め私たちの多くが生産性や画一性の神話に取りつかれて危うい生活を送っていることに随分と以前から気が付いて、そのことに警鐘を鳴らしている人々でもある。

○木を見るのではなく森を見ていこう。でっかい森を見よう!
(記録責任 吉村)