■楠の会だより投稿文の紹介■

8050問題シンポジウムを拝聴して~ちょっと辛口の私の心配~

クローバープラザの意識の高い聴衆の方や公務員の方やNPOの方々は頭の中にある考えが廻ったと思います。
話の総論はごもっともなお話でした。
厚労省のお話も実現すれば天国のように見えました。
しかし例えば保健所の方や児童相談所の方や民生委員の方がこの話を聞いた場合に、そこまでの仕事をせねばならないなら、辞表を書きたいと言われるのではないかという事です。
まさに勝部さんのようなスーパースターはそんなに沢山はいないのです。
総論賛成で、ところでこの理想の未来社会を実現する人はいったい誰?お給料は誰が払うの。
見るに見かねた感性の豊かな公務員の方が工夫をしたらその自治体でとても良い循環が起こった、ということは素晴らしいことですし、ほかの自治体でもうまく行ったらいいなと思います。
でも民生委員ですら今後はなり手がいないと言うのに、この様々なしなくてはならないことを支えて行くのは一体誰なんでしょう。
子どもが臨床心理士や福祉の専門家にコンタクトをとれない現実がアウトリーチを増やすことだけで解決できるのでしようか。
会議にも出ていたようにひきこもりの子どもたちと関われる若い実力者を行政の中でどうやって養えるのでしようか。
民生委員や児童委員の給料をあげて専門職の人に昇格したり、いろいろな考えが浮かぶと思いますが、現実はそんなお金がどこにあるのという事でもあります。
スーパースターではなく地道なお付き合いの出来るしっかりした公務員の数を増やすと言う話になるのかな。
ひきこもりの人たちの場合は公務員に相談すらしないという現実がありますよね。永遠の自己矛盾ですね。 (S)