■楠の会だより投稿文の紹介■



投稿 Ⅱ  ひきこもりは恥ずかしいことではない                 

9月の「楠の会だより」を読みまして心に感じたことを書きます。
“情緒豊かな日本の四季が壊れている危惧を抱いたこの夏”と書いてあるように、利潤の追求に汲々とした社会が気候変動を起こし、住みづらい日本にしてしまっているように感じます。
そして地域社会が希薄になり、大家族から核家族化となり、その頃からひきこもりが顕在化してきたと思います。
2世代くらいの家族では皆が助け合うことができていたと思います。
それができなくなった現在、長年楠の会のような親の会が進めてきた地道な努力が、国を動かし、少しずつですが社会制度の見直しや方向転換を進めているように思います。
我が家のひきこもりの息子は親が内職を取ってきたことから少しずつ変わり、ある時自分から家を離れて専門学校に行き、それから就労しています。
もう親元を離れて13年になります。
まだまだ油断はできませんが、しかしここまでくるともう親の手の届かないところにいる息子が自分で人生を切り開いていくことを祈るしかないと思っています。
私はひきこもっていることを困ったことと思う必要はないと思います。
ひきこもりも多様な生き方の一つであり、人生の過程でのことでもあり、障害を持つ人やどういう状況の人であれ、否定されることなく、受け入れられるのが当たり前の世の中であるべきだと思います。
食べることに困るようであれば生活保護を受け、自立して生活できるようになればやめると言うことだけのことであり、何も困ったこと恥ずべきことと思う必要はないと思います。
人間は皆同じではなくそれぞれ違うことが当たり前であり、あたり前に生きやすい社会の中で、宇宙の広さの大きな風呂敷に包み込まれて生きていきたいなと思っています。(K)