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楠の会だよりNo.176号(2017年2月)記事より

<今月のトップ記事>
ひきこもり長期高年齢化問題を話していきましょう!

近頃ひきこもりの長期高年齢化が新聞紙上でかなり取り上げられていたのを目にしてこられたことと思います。

今40歳代、50歳代の人たちが支援から取り残されて放置されてきたことが親の高齢化とともに問題視されてきています。

1月22日(日)名古屋で開かれたKHJ全国ひきこもり家族会連合会主催のシンポジウム「長期高年齢化したひきこもり支援の現状と課題」(厚生労働省福祉推進事業)が大きな反響を呼んだ結果であるようですが、やっとこの問題の重要性に多くの人が目を向けられてきたことにほっとする一面もあります。
しかしこれからどのような救済策があるのか、親、本人、支援者、研究者、行政ともに知恵を絞っていかなくてはなりません。
当日シンポジストから配布された資料がありますが、親の会としてこの問題にいち早く着目し、その対応策を提言している貴重な資料であると思います。

ざっとその内容をご紹します。
(1)長期高年齢化したひきこもりの現状:全国調査から
   (境 泉洋 徳島大学大学院)
(2)ひきこもりの長期化に至るプロセスと効果的な支援の在り方についての調査・研究
   (川北稔 愛知教育大学)
(3)長期高年齢化したひきこもりの心身の変化について
   (KHJ共同代表 精神科医 中垣内正和)
(4)社会的孤立に対する施策について~ひきこもり施策を中心に~
   ①我が国の人口構造と推移等 
   ②ひきこもり施策について
   ③生活困窮者自立支援制度について
    (①②③厚生労働省作成)
(5)長期・高年齢化したひきこもり理解と支援をめぐって~どのような当事者理解と支援枠組みが必要なのだろうか~
   (竹中哲夫 日本福祉大学心理臨床相談室)

まだ中間報告資料の段階ですが、盛り沢山の問題がよく整理がされています。
私たちの会でも福岡の学習会のテキストとして利用していきたいと思います。
(ご利用ご希望の方はお申し出て下さい)      <吉村>       

<3月の講演会案内>
講演会 ひきこもり依存症から抜けだすために

 日時:平成29年3月21日(火)13:30~16:00
 場所:メイトム宗像 202会議室
       (宗像市久原180 TEL:0940-36-0202 )

 講師 四戸智昭(しのへともあき)氏(福岡県立大学大学院准教授)


不登校やひきこもり、未就労者などの問題をもってお困りのご家族・支援者の皆様に、依存症(アディクション)の立場から対応を考えていく上でのヒントを提示します。まずはお気軽に足をお運びください。

   参加申し込み:不要 当日受付
   参加費:1000円(会員500円)
   講演会のお問い合わせは
   090-8222-7403 福岡「楠の会」



<今月の記事>
福岡「楠の会」は地域の支援事業に協力しています!

 今年度は会の活動を中心からおろしていくのではなく、各地域で自主的にやっていく方向に切り替えましたが、その趣旨は、悩みを持つ家族が外部へつながるのに抵抗感が少なくて参加しやすいように、ということでした。
 その趣旨に沿う形で、地域の支援団体が楠の会をお誘いいただき、親の体験談をお話しする機会を作っていただいています。
 昨年11月には北筑後保健福祉環境事務所から、12月に熊本県精神保健福祉センターから、1月に粕谷保健福祉事務所から、2月柳川社会福祉協議会から依頼を受けました。
 また久留米サポステからもスタッフの方が久留米の親の会と若者の会にきていただきました。
 ひきこもりは、何はともあれ、親がひきこもりをしないことが突破口になります。
 情報プラザに掲載している講演会や支援団体のプログラムをご覧いただき、まずは親が一歩を踏み出していただきたいと思います。
 今月は青年たちの支援活動をしている団体のチラシを同封しています。
 また今後青年たちの出口の情報収集をやっていきます。
 親と子が自分の人生をどう生きるか、社会の仕組みを利用しながら、何とか納得できる生き方を考えていきましょう。
 仲間同士の助け合いの中で明るい展望が開けるようにやっていきましょう。

福岡「楠の会」支部会だより

数ある支部会だよりから2ヵ所をWEB編集者独断で選んでいます。他の支部会の状況をご覧になりたい方は、楠の会だよりNo.176号をご利用ください。

★ 筑紫野の集い 1月19日(木) カミーリヤ  

年末年始の様子を報告し合いました。
お正月といえば兄弟姉妹の帰省がありますが、当事者にとっては心穏やかではありません。
当事者のことを思いすぎて、兄弟姉妹の帰省を取り止めることがあるかもしれません。
しかしお正月には帰省してくるのだという断固とした慣例にすることも有りでは、と思いました。
兄弟姉妹の帰省が決まると、当事者は部屋を壊したりして自分の気持ちをぶつけます。
母親は、一人で散らかった部屋を片づけようとしますが、他に家族がいればその状況を見てもらい知ってもらい、家族と一緒に片づけることで気持ちが楽になったというお話もありました。
一人で抱えこまないようにするのが良いようですね。
一般的には、社会に出て就職して結婚を考えますが、私たちの子も結婚を考えていいのではないか。
すると希望が見つかり、社会に出て、就職へと繋がっていくのではという意見もでました。
新年最初の集いでしたが、他の家族教室の連続講座で、改めてひきこもりについて勉強をされている方もいらっしゃって、皆さんがこの1年を前進の年にしたいという気持ちで来られているのが伝わりました。
*お知らせ* 
  新年度の4月から筑紫野の集いの日にちが変更になります。
  ご注意ください。
  3月まで第3木曜日 4月から第2水曜日 
  時間は変わらず13時半から15時半までです。

★ 久留米の集い 1月27日(金) えーるピア久留米 

今回は新しい方と見学の方が来られて、全部で13名でした。最初にこれだけは言っておきたい我が家のこととしてお話されたのは、以前息子さんと平気で会っていたお母さんの知人が家に一泊することになった途端、息子さんの様子が急変し、その人が帰るまで部屋から全く出てこなかったそうです。
とても信じがたい出来事だったみたいです。
その後順次近況を語っていきましたが、長年来られている方から初めて聞くような話もありました。
新しい方もつらい状況を話されて、先輩から「私もよ」と優しく言葉をかけられ、同じ思いをしている人がいると知って、力づけられていたらいいなと思いました。
※このほかに「学習会」をしています。2月19日(日)10:30~12:30 
  (詳細は、楠の会だよりNo.176号情報プラザをご覧下さい)