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楠の会だよりNo.263号(2024年5月)記事より

生えて伸びて咲いている幸福
影もはっきりと若葉
              山頭火
      
2024年度福岡「楠の会」総会を終わって

5月3日(金)ゴールデンウイークの真っただ中、博多の街はドンタクで活気に溢れていました。
当日の参加者は17名、このような時によく足を運んでいただいたと、来られた方々おひとりおひとり感謝をこめてお迎えしました。
総会委任状48名、当日出席者と合わせて65名の参加者のもと、「あすみん」にて定刻に始めました。
<第1号議案>は2023年度活動報告。前年度の各支部会から提出されたその支部の特色や思いを紹介されました。
<第2号議案>決算書については、特にコロナ期間4000円に減額した年会費の中で何とかやりくりしてきたことを報告、監査書を代読。
<第3号議案>は2年間据え置いた年会費4000円を6000円に値上げする案を、6000円はコロナ前の金額であることを付け加えて、皆様に諮りました。ここまで反対のご意見はなく承認されました。
問題はそのあとの新年度の活動計画案でした。一応議案書で事前に紹介していましたので、担当者が説明しましたが、これについて質問はありませんでした。実は、会として”新しい展望を開いていこう”と言う意気込みから作った計画案ですから、皆様からの質問を大いに期待していましたが、質問がなかったということはわかりにくかったのではないかと思いました。
最後に<第4号議案2024年度予算書>。年会費を6000円にすることで一応前年度とほとんど変わりない支出ですが、繰越金にいくらかの余裕が出たことを説明。これも皆様の静かな了承を受けて、全議案を了承していただき、最後に前年度と変わりない運営委員の紹介と、少数でしかも同じメンバーで苦戦しているので、どなたでもぜひ会の運営にお力を貸していただきたいとお願いして、今年度の総会を無事終了しました。

総会終了後、恒例の各支部会からの出席者との家族交流会をしました。遠くは大牟田、八女市から、宗像からお二人、日頃なかなか親の会においでにならない方など、今回の参加者は格別な思いをもって参加されている気がしました。特にお願いして今親子別居して生活されている方から、どんなことがきっかけで、どのような話し合いをしたのか、また別居後の関わり方などの話をお聞きしました。また解散後、近くの居酒屋で食事をしながらおしゃべりに興じたことも付け加えます。

今年度の総会を終了して心残りは、第3号議案について、もう少し説明など付け加える必要があるのではないかと言うことです。会報「楠の会だより」にはそれについてご説明しました。ただ皆様と同じく提案した側にも、確かに問題は存在することは説明できても、具体的に何をするか予測ができているわけではありません。試行錯誤しかないと覚悟しています。まずはやってみる、そこからの出発だと思います。

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【皆様のお声】
       (2024年度総会委任状より)

・議案書を拝見し皆様の思いが伝わりました。充実した有意義な総会になりそうな予感がしています。
・会報を読ませていただいていくうちに、子どもではなく親の問題だと気づかされました。息子にはほんとうに申し訳なかったと思います。何とかのり超えなければと思います。
・役員の方にはお世話になります。
・ご無沙汰しています。息子が我が家に戻ってきたので、休み休みしながら対応に試行錯誤しています。
・ついに自治体に「子ども家庭センター」が設置されます。期待しています。私はいろいろな病気と闘っています。元気な時が懐かしいです。
・総会の資料を読みながら、こんな文書を作るの大変だろうなと役員の皆様に頭が下がります。前向きな取り組み案を参考に取り入れていきましょう。楽しいことがいいですね。
・山根先生の講演会反響が大きかったみたいですね。背中を押された感じでした。
・若い頃のように福岡まで出かけることもしなくなりましたが、皆様の活動がたくさん詰まった会報を手にするといくらか元気がもらえます。
・本会の活動に接して元気づけられます。
・「何事も実践です」、このご提案大賛成です。山根先生の講演を開いていただいたおかげでみんなが今一度考えさせられたと思います。私自身も一度落ち込みましたが、少しずつ親子ともども前に進んでいます。
・新規事業の当事者たちの創作展示会はとてもいいアイデアですね。きっといろんな創作意欲を刺激することができると思います。また男の子はサッカーなどで体を動かせる場があると元気になるのではないでしょうか。
・支部会に参加すると元気が出てきます。
・本人が何事にもきっちりしすぎる「こだわりの強さ」があることに改めて思いました。時間厳守、食べ物へのこだわり等、親としては知っておくこと、否定しないことが大切だと考えます。かなり前進しています。
・親の方が年老いて、思うに任せず、本人は自立していなくて先行きが不安です。先日の会の委員さんとの電話で電気代、ガス代の引き落としを本人名義にしました。
・ご無沙汰しております。集いにもなかなか行けずにおりますが、山根先生のご著書、大変参考になりました。

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今月は他にも素晴らしい投稿記事があります。ぜひ「楠の会だより」をご覧ください。
なお、当ホームページに「楠の会だより投稿」のサブページを設置しました。
こちらの方もご利用ください。
投稿の一部を掲載しています。→楠の会だより投稿    

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福岡「楠の会」支部会だより

数ある支部会だよりからいくつかの支部をWEB編集者独断で選んでいます。他の支部会の状況をご覧になりたい方は、「楠の会だより」をご利用ください。

★福岡の集い 4月16日(火)14:00~16:00 (あすみん) 参加者6名(女性 4 、男性 2 )

〇「日中はいろいろな用事があり忘れているが、明け方など目が覚めると息子のことをどうしたらいいだろうと思いだして眠れなくなる」と言うお話から始まりました。ここで出された問題は、意外に多い問題点かもしれないと思われます。

〇 我が家はまさに8050問題に直面している。会で紹介されていたOSDではどんな回答をもらえるか、電話をしてみた。その回答はやはり障害年金をもらうことだと言われたということでした。もう一人の方も働いていたこともあり、またこれまでも仕事中に大けがをして労働災害保険の手当てを受け取らなかった位なので、障害年金はとても難しいと言うお話。
障害年金の受給のためには医師の診断書がどうしても必要です。つまり精神科などの病院にかかる必要があるのだが、この点で利用できないケースはかなり多い。この問題をどう考えていけばいいだろうかと言う問題。
もう御一人の参加者はこの問題をクリアされていました。障害年金を受けておられます。ご本人と家族の関係性など様々な家族のありようによって、ご本人の状態は違っているものですから、時間の経過の中でご本人の気持ちの変化を見ていくしかないのでしょうか。

〇 昨年秋に猛烈な腹痛になり、症状がひどいのでとうとう入院した、というお話。何でも我慢する子だけれど我慢しきれなくて親に訴えてきたので、親も病院を探すなど走り回った。その時から本人は親に今までになく饒舌に話をしてきた、まるで人が変わったようだった。しかし退院して日が経つとまたもとにもどってきているようだと言うこと。ともあれ、本人が心底困ると社会へつながる契機になるものです。
カウンセラーの方のお話では、ひきこもる人は精神的ストレスから過敏性大腸炎を起こす人が意外にあると言うこと、それほどに苦しんでいると言うことですね。(Y・F)

★宗像の集い 4月17日(水)13:30~16:00 (メイトム宗像) 参加者 9名 ( 女性7 ,男性 2 )

① 避難できない 〜ひきこもりの葛藤〜 NHK・Eテレ: 2024年3月11日
13年前の東日本大震災で、1人のひきこもりの男性が亡くなりました。自ら避難を拒んだ末のことでした。人に会うのが怖かったとされています。災害時の公的支援にも、ひきこもりの人たちの支援が含まれていないのが実情です。今年の能登半島地震を玖珠市で体験した男性は避難所には行けず、車のなかで過ごしたと言います。どうすればひきこもりの人が避難できるのか、ひきこもり用の特別室を設ける、部屋の隅を囲ってスペースを作る、居場所をそのまま避難所とする、などのアイデアが寄せられました。陸前高田で、避難を拒否して亡くなった男性のお父さんは、「あなたの命が尊い存在だよ」と訴え続けて、そんな気持ちを伝える居場所の立ち上げを目指して復興住宅を建設中です。

② みんなで話し合い
<災害について>
A:それぞれの災害の実情に依るとは思うが、私の地震の経験からはガラスの破片の中を歩かねばならなかったので、丈夫な靴が一番重要だと、思っていました。
B;うちのこどもも逃げないだろうと思います。
<その他>
C;作業療法を受けているこどもですが、みんなから話しかけられると頭が真っ白になり、コミュニケーションがとれないと悩んでいます。訪問看護の人にはそのような悩みが打ち明けられているので、自分に合ったペースでゆっくりと話ができればコミュニケーションがとれるように思います。
D:専門学校に行きたいと願書をもらってきたが、出さないで終わってしまいました。今のB型作業所では達成感が得られないみたいです。そんな当事者の悩みを聞いてくれる居場所や、支援者がほしいと思います。
E ; 親戚が経営する民泊宿泊室の掃除・片付け仕事を頼まれ、親子で一緒に働いています。月数回の仕事だが、子どもはやりがいを感じているのか、今までと比べると生活行動全般に意欲的に取り組むようになったと感じています。       (A男)

★福岡東部の集い 4 月 19日(金)13 : 30~16 : 00 (コミセンわじろ) 参加者 3名 ( 女性3 )

〇 会場の予約が難しくなって金曜日になったせいか、参加者は3人と少なかった。そのうちのひとりは、会の途中で入ってきた電話で参加した人だった。ともかく、「私のとりえは東部の会の皆勤賞」と言われる今日の参加者のお一人に拍手して開始。人数が少なくても話題には事欠かないもので、時間いっぱい使ってしまいました。

〇 2月の山根先生の講演についての話から、会が持っていた居場所「七つ実館(なつみかん)」での親と若者たちとのにぎやかな活動のこと。発足当初の親父の会が佐賀の温泉に行き、泊りがけでやったことがあったこと。その時の写真が総会資料の表紙になっていたことを思い出し、あの時のメンバーを一人一人思い出してみました。亡くなられた方あり、退会された方ありで、今はお一人残っておられるかなと言う話。

〇 三国志の劉備玄徳が息子を体罰で教育していたが、あんなお父さんって今どうなのかな。概して、お父さんの関わりが見えにくい。また、「ひきこもり」とか「発達障がい」のネーミングを変えたほうがいいと言う意見もでました。(S・Y)


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