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楠の会だよりNo.227号(2021年5月)記事より

鮮やかな緑よ 明るい緑よ
 鳥居を包み 藁家を隠し
  薫る 薫る 若葉が薫る

さわやかな緑よ 豊かな緑よ
 田畑を埋め 野山をおおい
  そよぐ そよぐ 若葉がそよぐ
 
    (若葉 : 作詞 松永宮生 作曲 平岡均之
           太平洋戦争中の国民学校4年生の音楽の教科書教材) 



2021年度(令和3年度)福岡「楠の会」総会報告
福岡県でコロナ罹患者が400人を超えてきた中でしたが、連絡が十分に回らないのでともかく開催することにました。
幸いなことにはがきでの決議も準備していたので、それを加えることで成立すると運営委員会で合意していました。
利用者もまばらな「あすみん」でしたが、集まってくださった方が13名。はがきが47通。
よって総会参加者60名によって議案が審議されました。
討議の結果、
第1号議案 2020年度(令和2年度)事業報告
第2号議案 会計報告
第3号議案 2021年度(令和3年度)事業計画案
第4号議案 2021年度(令和3年度)予算案
以上の4議案は賛成多数で原案通り承認されました。
コロナの中、ご出席いただいた皆様やはがきの返送をしていただいた方のお陰で無事2021年度総会が終了しましたことを心から感謝申しあげます。

総会の詳細は、福岡「楠の会」会報No.227を参照ください。

家族交流会
総会終了後、二つのグループに分かれて交流会をやりました。
通常のミーティングとはメンバーが違うことで新鮮さがありました。
一つのグループでは老いていく親と子が助け合いながら生きていくか、あるいは子どもを家から離すか(いわば8050問題でもあるのですが)が、話題になりました。
斎藤環先生は外国では成人した子は親から離れることが前提だが、日本は子をホームレスにすることはできず一緒に住んでいる。
それは犯罪を少なくすることに貢献していると言われていますが、親子の情の深さがひきこもりという現象を助長しているとも言えます。
どちらを選ぶかは各家族の選択でしょうからどうこう言えませんが、成人した子を親の手元におくことが、親子心中と同じパターンにならないかと言う意見も出されました。
これは今年度のテーマとなっていますので、今後も深めていきたいと思います。
もう一つのグループでは、特に新しい方のお話をみんなで話題にしました。
みんな最初の頃はそうでしたよということから、次々にご自分の体験を思い出しながら話しました。
苦しみながらも時間をかけて起こってくる事柄をどうにか乗り越えてきて、今の状態にあるのだと改めて皆さんが振り返りをやったのではないでしょうか。
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緊急連絡、5月の集い中止
・5月8日親父の会は中止(5月6日掲載)
  電話相談に変更、下記にお電話お願いします
     080-6475-3216
・公共施設閉館状況(5月9日掲載)
   福岡市ボランティアセンターあすみん休館 5月31日まで
   コミセンわじろ休館  5月31日まで
   久留米えーるピア休館 5月31日まで
   福岡、福岡東部、久留米の集いは中止します
・5月19日宗像の集い中止します(5月13日掲載)
 5月26日宗像当事者の会中止します(5月13日掲載)
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<投稿> 
先日の出来事です~私の親の介護問題~

 

先月、母が脳梗塞を発症し、一方で父の認知症もだいぶ進みました。
私は自宅を離れ、実家で在宅介護をするべく、介護同居しています。
ヘルパーさんに来て頂き、デイサービスにもお世話になっています。
日々介護保険の恩恵を受けているにもかかわらず、やはり心身ともにストレスが溜まり、今、私は両親を施設に預ける方向に動いています。

施設に預けるには、いろいろな書類を揃えなければいけません。
父は、今までに いろいろな病気を患ってきましたから、かかりつけ病院は、大きな病院で、しかも4科に及びます。
「診療情報提供書」を書いて頂くために病院に電話をするのですが、交換手→〇〇科→交換手→〇〇科…もう本当に手間がかかりました。
このひとつひとつの煩わしい事を、私がひとりでクリアしていっていることを、両親は知る由もありません。
そのあと、買い物に行ったのですが、悶々としたまま行ったので、ブツブツ独り言。 「もうーめんどくさい!めんどくさい!めんどくさ〜い!」
私とすれ違った人は、きっと『変な人!』と思った事でしょう。

次の日の朝8時に病院から「用意できました」と電話があり、私は早々に取りに行くことにしました。
この憂さ晴らしのため「今日のお昼は〇〇店でウナギを食べてやるー!」と計画を立てました。

そして、無事、書類を受け取って、お店に入ることができました。
待ちに待った「鰻のせいろ蒸し」を目の前にした時、高価だったせいもありますが、不思議と感謝の気持ちが芽生えてきました。
これを食べられるのは、周りのサポートの方々のお蔭であり、両親がデイサービスに行ってくれているお蔭であると。
「いただきます」と恭しく食べました。とても美味しかった。
そして、モヤモヤした気持ちはどこへやら。大変充実した、楽しい1日になりました。
ストレスを上手く楽しいことに変換することが出来た日のことです。

先日、両親を施設のショートステイに預け、私は一泊二日、帰省しました。
夜、私がパソコンに向かって家計簿をつけていた時、息子がバイトから帰ってきました。
部屋に入ってきて、私の背後から「お疲れ〜」と言ってくれました。
私もすかさず、「オッ、お疲れさ〜ん」と返しました。息子から先に言ってくるなんて、何年振りかしら⁈
たったそれだけの声かけで、安堵することができました。
嬉しかった。引き続き見守っていきます。(F)  

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今月は他にも素晴らしい投稿記事があります。ぜひ「楠の会だより」をご覧ください。
なお、当ホームページに「楠の会だより投稿」のサブページを設置しました。
こちらの方もご利用ください。
投稿の一部を掲載しています。→楠の会だより投稿    

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福岡「楠の会」支部会だより

数ある支部会だよりからいくつかの支部をWEB編集者独断で選んでいます。他の支部会の状況をご覧になりたい方は、「楠の会だより」をご利用ください。

★ 筑紫野の集い  4月 14日 (水) (カミーリヤ) 参加者 6 名

近況を報告しあいました。
ある方は、久しぶりに当事者に連絡をし、”今の状態がどういう状態であれ、いつでも応援している”という事を伝えないといけないと思っていたので、言葉で伝えることができたと仰っていました。
当事者の気持ちが変わらないと親が色々進めても当事者は動かない、という意見も出ました。それでも動くためにどうしたら良いか学習する事は必要ですね。
3月まで放送されていたテレビドラマ「モコミ」を夫に勧められて見たという方。
主人公(萌子美)は引きこもっていたのですが、自分がみんなを避けて自分の世界に閉じこもっていた事に気づき、自分をなんとかしないとと動き始めるというものですが、母親は先を心配して主人公に色々言うのです。
主人公は母親に「お母さんはいつもそうやって不安になることばかりを言ってきた」と怒ります。
ドラマの中の母親の言動が自分と同じで反省させられたと仰っていました。
政府の孤独・孤立対策についての新聞記事を持ってこられた方がいました。
この問題は自助では解決できないので、公助の拡充を急ぐべき、「つらい」「助けて」と、ちゅうちょなく声をあげられる環境作りが求められているとあります。
また、大野城市のB型作業所「かたつむり」の紹介、楠の会の筑後市のメンバーが作業所をつくられるという紹介、楠の会だより(4月号)に同封された総会資料について訂正の報告等がありました。
*注意事項  来月の筑紫野の集いは5月11日(火)   (K)

★ 宗像の集い 4月 21日(水) (メイトム宗像) 参加者7名(女性 5、 男性 2 )

①NHK文化講演会「子どもを伸ばす『魔法の言葉』」3月21日放送 を聞きました。
自己肯定感を下げる3つの言葉、高める10の魔法の言葉を中心に、30年以上教育問題に取り組んできた一般社団法人代表の石田勝紀さんのお話でした。
頭をよくするには、考える習慣(なぜだろう)をつける事とまとめる力(どういうこと)をつけることだと言われました。
また、ハッピーな毎日を送るための言葉は、楽しいね、わくわくするね、面白いねの3つです。 これは21世紀型です。
20世紀は気合、根性、努力でした。子どものためだけの言葉ではなく大人同士の会話にも十分使えると思いました。
「NHKらじるらじる聞き逃しサービス」で5月17日まで聞くことが出来ますので、興味がある方は聞いてみてください。
②近況を報告しました。
・第3者の力が大きいという話がありました。
家に第三者の方が来られるようになって、当事者が自分で応対できたり、自律的な生活ができるようになったということです。
支援者に訪問して頂くことも、兄弟姉妹の手を借りることも有効な方法かもしれないということでした。
・もうすぐ80-50の状態になってしまうけれども、家にいて親の介護をやってもらうことも一つの生き方、大きな仕事かもしれないとの話がありました。
それで本人が納得、楽しいと思ってくれればそれに越したことはないと思いました。(A男) 


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