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楠の会だよりNo.209号(2019年11月)記事より

静かに季節は冬に向かっているようです。
寒さが加わってきた季節の変わり目に家を無くされた方々、身内の方を無くされた方々、突然の予期しない出来事にはどう対処していかれるのでしょうか。
何もできない私たちはただ一日でも早い復興をお祈りするばかりです。

10月の下旬は発達障がい理解のキャンペーン週間とか、10月30日NHKTV午後10時クローズアップ現代+での「ひきこもりと発達障がい」は興味深く見ました。
ひきこもりの3分の一が発達障がいだと言われています。

また10月19日(土)NHK教育テレビにて、TVシンポジウム「ひきこもり115万人~人を大切にする社会に~」も興味深い番組でした。
司会の国谷裕子さんが「変化が非常に激しいです。格差が広がり、分断化が拡大する世界で、“誰もが取り残されない社会を目指して”と言う大きな目標が掲げられています。
日本においてはその目標を達成するのが容易でないことをうかがわせている数字がこちらの数字です。全国でひきこもっている人の数です。15歳から39歳まで54,1万人、40歳から64歳までの中高年のひきこもりが61.3万人、と合わせて115万人です。‥‥日本社会が抱えているひずみの深刻さを物語っています」と語り始めます。

画面を見ていて気が付いたのが、出演者の皆さんが福岡でお目にかかった方々だと言うことでした。
秋田県藤里町社会福祉協議会会長菊池まゆみさんと、佐賀県NPO法人スチューデントサポートフェイス代表谷口仁史さんは第10回全国大会in福岡で講師としてお招きしました。
大阪府豊中市社会福祉協議会理事長勝部麗子さんは今年3月17日春日市のクローバープラザでお目にかかりました。
森下徹さんもクローバープラザでご一緒に会場設営などしました。

私たちは大きな波の中でつながりを持っていると言うことですが、ただ一人一人がもっと支援に繋がっているか、少しでも確実な歩みを進めているか、今後も努力や工夫を考えていきたいところです。



第14回KHJ全国大会in北海道大会
(10月12日・13日)
本部の御礼メッセージと大会宣言
全国の支部、関係各位     (http://hokkaido-hamanasu.com/khj.htmlより)
第14回全国大会in北海道は、初日関係者を含めると230名を超え、二日目も170名に達し、延べ400名の参加のもと盛会に終えました。
行程を早めて来道されたり陸路で来道された参加者もおり、この場を借りて御礼申し上げます。
また、この台風19号で被害に遭われたすべての皆様に、心よりお悔みとお見舞いを申し上げます。
大会来賓には13名の市議・道議・国会議員が参加し関心の高さを感じました。
基調講演では精神科医の田中康夫氏から「ひきこもりの意義、生き抜く力、医学モデルから生活モデルへ、共生が成り立つ信頼感」等について、基調報告では境泉洋氏から「地域共生社会の基盤としての居場所」等について、シンポジウムでは、北海道での地域共生型の多様な取り組み等が報告されました。

また、初日の歓迎レセプション(懇親会)は、さっぽろアサヒビール園で80名ほどが参加。ひきこもり経験者の「ひき語り」をメインに共同代表からの挨拶、参議院議員の山本博司氏、ひきこもり対策WT衆議院議員の初鹿明博氏からメッセージをいただきました。
2日目の分科会では、第2分科会で「居場所とプラットホームづくり」が、今年度の厚労省事業の札幌研修会として実施されました。5人のピアスタッフが自分の体験とともに居場所の必要性を語りました。
行政、支援関係者からの関心も高く、居場所を必要としている本人の話がたいへん参考になったという声をいただいています。

本年度の大会宣言は以下のとおり宣言されました。
第14回全国大会宣言
1.私たちは、ひきこもっている本人や親、兄弟姉妹の誰もが幸せに生きる権利があることを広く社会に理解してもらうために、継続して幸福を求めていく権利を有することを宣言する。
2.私たちは、全国組織を有する唯一のひきこもり当事者団体「ひきこもり家族会連合会」として、孤立するのは自己責任ではなく、地域共生社会の理念を全国の各自治体に伝えていくことを目指す。
3.私たちは、ひきこもっている本人とその家族が困ったときに悩みを抱えることなく、安心して相談できるよう、地域に受け皿づくりと生き方の多様性を認められる地域社会づくりを目指す。
4.私たちは、ひきこもっている本人とその家族が本当に必要としている安心してつながれる地域資源の創出のために、就労などの成果を求める目標だけではなく、まずは今ある生活の困りごとを応援していけるような仕組みづくりを求める。
5.私たちは、ひきこもり支援の年齢枠が、全国で撤廃されることを求める。
6.私たちは、以上の項目を幅広く、産・官・民・学が協働することによって、誰もが孤立しないで、自分らしく安心して暮らせる共生社会の実現を目指す。

なお、次年度、第15回の全国大会開催地は富山県 令和2年10月17日(土)、18日(日)の開催が決定しております。(実行委員会:富山県はぁとぴあ21)
令和元年10月13日特定非営利活動法人KHJ 全国ひきこもり家族会連合会



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おたよりⅠ    

会の皆様、お元気でご活躍のことと存じます。
昨年 長男の仕事として「ブックカフェ」をやる構想のために、「つなぐ書店」という本屋さんに見学に行きました。
本人置いてけぼりで突っ走り、今親の私の計画は頓挫しております。※久留米の集いでご紹介していますのでそちらをご覧ください。
長男のことで相談に行く先々のお医者さん方に、「お母さん、本人の話をよく聞いてあげなさい」と言われ続けて、今は反省して心穏やかに本人の希望を聞くように努力しています。
まるで青い鳥のチルチルミチルみたいに、青い鳥は目の前にあったんだ‥‥って感じで。その節は本当にありがとうございました。(T)

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今月は他にも素晴らしい投稿記事があります。ぜひ「楠の会だより」をご覧ください。
なお、当ホームページに「楠の会だより投稿」のサブページを設置しました。
こちらの方もご利用ください。☞楠の会だより投稿      

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福岡「楠の会」支部会だより

数ある支部会だよりからいくつかの支部をWEB編集者の独断で選んでいます。他の支部会の状況をご覧になりたい方は、「楠の会だより」をご利用ください。

★ 福岡の集い  10月18日(金)14:00~16:30 (あすみん) 参加者14名

    四戸智昭先生講演会
・楠の会に参加するのは2回目です。四戸先生はご自分のご家庭のことを出して面白おかしく話してくださいましたが、実はこれは意味があるんだなと思いました。日が浅いのでその意味はよくわかりませんでした。親の意識を変えなくてはいけない、ということなんですね。どうしたら変わっていけるのか、これが今後の私の課題だと思いました。
・今時代の大きな変化の真っただ中にいるんだと言うことがわかりました。昭和生まれの私たち親と息子たちでは時代が違っている、という実感はわかる気がしました。私と母との違いに苦しんだことを思い出します。先の見えない不安があります。息子たちのひきこもりはこの時代の変化を先取りしていたのかもしれないと言う気がします。
・先生のお話、前半はひきこもりの理解と対応に役に立ちました。後半は質疑応答でしたがここで先生の本音が聞けてとても興味深かったです。これからの不透明な国の動きの中で生きることが苦手な人たちが生きていける方法を、ニューヨーク(アメリカ)でも試みられていること、日本でも銀行がサイドビジネスを奨励?しているところもあることなど少し希望が持てました。(F)    

★ 久留米の集い  10月18日(金)13:30~16:30 (え~るピア) 参加者 3 名

いつもの第4金曜日はえーるピアの行事があって第3金曜日に変更しました。
日頃皆さん都合をつけてきてくださっているので、突然の変更に合わせられないですね。
3人だけの少し寂しい会となりました。
まず、国の助成金などに頼らず、古書を回収して福祉事業をやっているという「つなぐ書店」のチラシをいただいていたので、そのことについて話題にしました。
久留米と鳥栖で事業をやっているようなので、一度直接行って話を聞いてみたいと皆さんの意見でした。
いつものように近況など話題にしましたが、人数が少ないのでいつもより深いお話ができたような気がします。
もう年数も長いのでいろいろ学習をしてきました。皆、何とか外へつながって良い方向へ向かっています。
まずは親が一番の支援者ですから、親が健康でなくてはと思います。年齢と共に体の不調を抱えている方が多 いですが、まずは自分の体をいたわりながら頑張りましょうと励まし合いながら会を終わりました。