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楠の会だよりNo.198号(2018年12月)記事より

第13回KHJ全国大会in広島ご報告

11月10日(土)・11日(日)気持ちのいい行楽日和、全国親の会広島大会に福岡から2名出席しました。
広島大会2日間で、延べ499名の参加がありました。

今回大会は、80-50問題を背景に、「孤立防止のために、今何ができるか」を、参加者全員で考える大会でした。
大会の詳細はKHJ全国会報誌「旅立ち」次回分に譲るとして、ここでは大会宣言をご紹介します。

KHJ 全国ひきこもり家族会連合会 第 13 回 全国大会 in 広島 大会宣言

私たちは「第 13 回 KHJ 全国大会 in 広島」において、以下の事項を宣言する

1.私たちはひきこもり当事者(ひきこもっている本人、親・兄弟姉妹等の家族)が幸せに生きていくために、計画して創意工夫を凝らして活動することを決意する。
2.私たちは全国組織を有する唯一のひきこもり当事者団体、ひきこもり家族会として、世代を超えて共に連携・協働し、全国の市町村単位、地域単位にまで活動を広げることを目指す。
3.私たちはひきこもっている本人とその家族が安心して暮らしていくために、偏見と排除のない包摂社会と、生き方の多様性を認められる地域共生社会づくりを目指す。
4.私たちはひきこもっている本人とその家族が、本当に必要として安心して繋がれる地域資源の創出のために、本人及び家族の意見を各市町村単位ですくい上げていくような仕組みづくりを求める
5.私たちはひきこもり支援の年齢枠が全国で撤廃されることを求める。
6.私たちは以上の公告を幅広く産官民学が協働することにおいて、誰もが孤立しないで自分らしく安心して暮らせる共生社会の実現を目指す。


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<1月の催し物案内-1>
大牟田:第5回“80・50問題”連続講座
家族福祉信託の活用~親亡き後問題への備え~
 

日時  : 平成31年1月26日(土)14:00~16:00
場所  :  大牟田市中央公民館 3階研修室B
   大牟田市原山町13番地3  電話:0944-53-1502
講師 : 司法書士 山本勝也氏 
主催 :「80・50問題」学習会実行委員会
    KHJ全国ひきこもり家族連合会福岡「楠の会」
参加費等:無料 参加申し込み不要
連絡先 : 「80・50問題」学習会事務局 
    080-6402-1125(古賀)
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<1月の催し物案内-2>
久留米の会 第2回目のフォーラム
 「わが子を社会につなごう~あなたは一人じゃない・様々な支援の形~」
 

日時  : 平成31年1月27日(日)13:30~16:30
  支援事業紹介
   ①福岡県ひきこもり地域支援センター
   ②筑後市社会福祉協議会
   ③障がい者就労継続支援事業所 「まんまる」
場所  :エールピア
     久留米市諏訪野町1830-6
参加費等:無料 参加申し込み不要
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80-50問題のただ中にいた人-- KHJ広島大会に参加して思うこと  

KHJ広島大会は、「8050問題」で、ほぼ一色であった。
80代要介護の親のそばで暮らす50代の子どもが、何もしないことによって事件となりテレビや新聞で報道され、社会問題化しているのだ。
そんな「社会的孤立」をなんとかなくしていこうと、関係機関も各地の家族の会も苦心し努力していることがよく理解できた。しかし、決め手になる解決策はいまだ見えず、むなしさやもどかしさが先立ってしまう。
それでも、一筋の光を感じるのは、集まった人々の熱意に期待を寄せるからだ。

私は、大会での熱い議論を聞きながら、2年ほど前に亡くなった義理の弟であったTさんのことを、思い出さずにはおれなかった。
Tさんは、研究者としての人生を考えていたようで、長らく短大などでアルバイトをしながら過ごしていた。
2人暮らしの母親が病気がちになった頃、ひっそりと独立の仕事を始めていた。
大学の職を待っていても、それはもうありえないと分かったからと痛恨の思いを話してくれたりもした。
その数年後、80代になった母親が他界し田舎の広い家で独り暮らしをしていた彼に会ったのは親戚の集まり。
そこでは、Tさんの身体の変調を察知した看護職の姪が、医師の診察を勧めていた。
以来、私も彼が通院しているのか気になり、声をかけるようになったが、彼は、「大丈夫です、もうよくなりました」などと言うばかり。

それからまた1~2年が経ち、次にTさんに会った時、救急車で運ばれた入院先のベッドの中にいた。
歩くのもままならない体であった。
生存ぎりぎりの低栄養状態で、いくつもの臓器がアルコールでダメージを受けてもいたらしい。
そうして、彼は、次の病院に移った直後に亡くなった。
60代になったばかりの若さで、なぜ彼は死んでしまったのか。
彼は、「社会的に孤立」していたとは思えないが、まわりの「おせっかいな」言葉を遠ざけ、他の人に「助けて」とは言わない人だった。
医者嫌いで自分を残酷なまでに追い込んでいった。
どうして彼は、そうだったのだろうか? 
彼が元気になっていたら、ゆっくりと話し、そんなことも聞いてみたかったが、今はもうかなわない。
彼が問題の渦中にいたことを、広島であらためて思った。(Mizu )

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今月は他にも素晴らしい投稿記事があります。ぜひ「楠の会だより」をご覧ください。
なお、当ホームページに「楠の会だより投稿」のサブページを設置しました。
こちらの方もご利用ください。☞楠の会だより投稿      

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福岡「楠の会」支部会だより

数ある支部会だよりからいくつかの支部をWEB編集者の独断で選んでいます。他の支部会の状況をご覧になりたい方は、「楠の会だより」をご利用ください。

★ 筑紫野の集い  11月14日(水 )13:30~15:30 (カミーリヤ ) 参加者 /6名

以前来られた当事者が参加してくださいました。
前回の時、「居心地はどうだっただろうか」と気になっていたので、また来てくださった事を嬉しく思いました。                          
11月に広島で行われたKHJの全国大会に参加された方の話しを聞きました。 
ご自身の体験で8050問題を改めて考えさせられた事、また分科会「家族会のありかたについて」で、綿の栽培と販売が話題になったことが語られました。
フリートークでは、カウンセラーとセラピーの違い、当事者の生活自立の事業の話し、父親との信頼関係等の話しが出ました。    

★ 久留米の集い  11月16日(金)13:30~16:30 (え~るピア) 参加者 /男性1人 女性6人

今回は最初に来年1月27日(日)に久留米で開催予定しているフォーラムについて、話し合いをしました。
しばらくすると八女の黒木町に住居を構え、農業をしながら地域の人たちと積極的に関わっておられるTさんが来てくださいました。近頃では息子さんが黒木町のことをもっと知りたいとご自分から自発的に動かれ、地域の人たちとのつながりを持ちながら農作業やその他の作業に参加されているお話をお聞きしました。
まずは親がどう生きるか。親が楽しいと思うことを見つけて楽しんでいるとその雰囲気は子どもにとっても居心地の良いものになり、それが刺激となって次のステップに進めるのでしょうね。
いつも子ども子どもではなくて、まず親が毎日の生活を生き生きとおくっていることからでしょうね。(T)

★ 親父の会 (第31回)11月17日(土)13:30~17:00 (平和3丁目市営住宅集会所) 参加者/10名

参加者が多くてよかったです。皆さん場慣れされたのか、ご発言に熱意が感じられ、親父の今後の行動力が期待されます。

①最近の会の行事  
1)京都在住の町田氏(48歳)の苦難と再生の人生報告会    
2)西区周船寺公民館での社協主催の民生委員講習会で[80,50問題]を説明会    
3)KHJ全国大会IN広島「誰も孤立しない共生社会を目指して」

②福岡楠の会のホームページを是非見てください。

③「ひきこもりからの回復」「新・親の10ステップ」を配布してNO1から皆で考え父親としてやらねばならぬこと決めて次回発表することにした。夫婦、親子の間で本当に意思の疎通ができているか見直してみよう。まずは出来る事から実行しよう。これが父親の第1歩だと思う。

④子どもの成長時期に反抗期がある。第1期の幼児のイヤイヤ期、第2期は中学・高校時代と一般的に言われているが、ひきこもりの場合は何かの理由で不発に終わっていることが多いと言われる。これは幼児期のハシカやおたふく風邪によく似ている。願わくば小爆発で終わって欲しいがそうもいかないようだ。  私の場合がいい例で、父親が怒らないことを決心して実行していくうちに息子はひきこもり状態から動きはじめたのはよかったが、やがて立場が逆転し大声で怒鳴りつけ家具をこわし大暴れした。隣近所の人や支援者とのかかわりと、最近の父親の大病もあってか、近頃急に大人しく親思いになった。

⑤ 近隣で親亡き後のひきこもりと思われる2例   
・親亡き後、店を閉め息子1人ひっそりと給食で食事していた。近親者が来て家財道具を処分。やがて1階店舗、上は集合住宅を建て替えた。本人のことはその後はわからない。    
・親が残した家屋敷に50代のひきこもり息子1人。庭木はうっそうとした大木が覆う。町内会から剪定させてくれと頼むがさせない。玄関前に何処かから持って来たボロ自転車4台が放置されていた。玄関をのぞくと煙が出ていたので見るとゴミ箱から出火している。消火を叫ぶと灰皿に水を入れて持ってきた。

⓺ KHJ全国家族調査アンケートを宮崎大学の境教授に送   るように依頼した。

*次回 第32回 来年1月19日(土)13時30分~
平和3丁目集会場にて。自家用車で来所の方は平尾霊園内の 路上駐車が17時まで駐車できます。
宇都宮 092-522-2956   080-5250-2956