お知らせ
         
        

        

        

        

        

        

楠の会だよりNo.178号(2017年4月)記事より

花の知らせに心がウキウキするこの頃です。
先月3月21日の講演会「ひきこもり依存症から抜けだすために」には29名の参加者があり、私たち親の会関係者だけでなく、行政、支援者の方も多く出席して頂きました。社会の大きな力で私たちを支えて頂ける動きを感じることが出来ました。
参加の皆様には感謝申し上げます。(講演詳細は楠の会だよりをご覧ください。)

<今月のトップ記事>

新しい年度を迎えて

年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず  
         劉 希夷(651~680?)
今年も花の季節になりました。
花の美しさにしばし時のたつのを忘れてうっとり、でも刻々と年月は移り、人は入れ替わっていくよ…と故人が言います。
限りある命を忘れないように、ということですね。
 
家族の幸せを、子どもの幸せを願っているはずの私が仕事仕事とかまけて、息子のひきこもりに関わっていないとは。
楠の会の皆さんの一生懸命に努力されている姿には、敬服と感謝の念しかない。
 
先日、ある総会の代表挨拶に、「不登校やひきこもりの責任は親にあります」と断言されていた。
本当は反論しなければならないはずなのに、残念ながら反論できない自分がいる。
もし、それが本当だとしてもひきこもりでも、いじめられている子どもでも、解決できない親だけでなく、周りの大人の助けも必要なのである。助けて欲しいと思う。
 
私は、戦前と戦後の断層社会、文化の断絶も影響は大きいと思う。
戦前は大家族社会であったが、戦後は、核家族となり、鍵っ子社会である。
昔の子どもは、大家族で、地域で見ていたが、戦後は、婦人会が努力して、保育所が戦後次々にできていった。
私が小さい時は公民館広場では、幼児から中学生くらいまで一緒に遊んでいた。
小学生より小さい幼児は、「かてかてまんじゅう」と言って遊びには、加えるけど、ルールは無視である。
中学生はガキ大将で、小学生の子どものケンカを仲裁していた。
そして子ども達だけで、公民館広場は維持されていた。
当時は縦の世界と言われ先輩後輩の関係が醸成されていた。当時の親父は悪いことをすると顔を真っ赤にして、よその子を叱っていたものだ。
 
現在は、横の世界で、同年代のお付き合いしかない。
少し年齢が違うともう分からないし関心もない。親も近所の子どもには無関心。
ずいぶん前になってしまったが、小さい子どもの公園デビューにはビックリしたものだ。
親子が共に関わり、子ども自身でコミュニケーションが取れない。
親が全て子どもの世界を仕切るのである。今スマホが全盛期。目の前にいる友だちとメールで会話する。何かおかしい。
私は既にアナログ派、デジタル派にはついて行けない。
どうしたらいいのだろうか。(福岡「楠の会」代表甲木 敏光)

「40歳以上も支援の対象にする」と国会答弁!

3月28日(火)15時30分~の国会答弁で、公明党の山本博司議員が質問に立ち、40歳以上の実態調査と大人のひきこもりの支援拡充を求めました。
内閣府の加藤大臣からは「40歳以上も調査対象に加えることを検討」という答弁を引き出し、全容調査に大きく前進しました。
また、塩崎厚生労働大臣からも「大人も含むひきこもり等の社会的孤立の状態におかれている方々を確実に支援できる地域づくりをめざす」との答弁があり、40歳以上、大人のひきこもり問題に対する意識づけと支援促進への大きな一歩となりました。(KHJ本部より速報)

平成29年福岡「楠の会」総会5月7日(日)14:00~17:00

(詳細は178号7頁記事をご覧ください。)
ひきこもり問題は今岐路に差し掛かっています。
なぜこんなに時間がかかったのか、親子の高齢化にどんな救済策があるのか真剣に考えましょう。
知恵は現場にあります。皆様のご参加をお待ちしします。      

福岡「楠の会」支部会だより

数ある支部会だよりから2ヵ所をWEB編集者独断で選んでいます。他の支部会の状況をご覧になりたい方は、楠の会だよりNo.178号をご利用ください。

★ 筑紫野の集い 3月16日(木)カミーリア  

新しい方に来ていただきましたので、お話をうかがいました。
その後、他の皆さんの状況をお話ししました。 
「新聞で楠の会は知っていたがなかなか来る勇気がなかったのですが、今日は思い切って来ました」とおっしゃっていました。
皆さんがそうですが、ここに来られる前には、病院や相談所に行かれています。
そしてどうしたらよいかわからない一休みの時期があって、また新しい一歩をとここに来られています。
ここですぐに答えが出ればそれに越したことはありませんが、そうもいかず、ここで聞く他の方の話しの中から、ヒントや元気を持って帰ってくださればと思っています。
今回のヒントは、「今当事者ができている事を認めて、本人へ肯定的な気持ちやありがとうとか感謝の表明がいい。
焦りは禁物です」と体験談を話された方がいらっしゃいました。
‟外に出られる、自分の分の料理は作れるのに…なぜ”ではなく‟外にも出かける、自分の料理も作る”それを認めてやらなければいけないんですね。
そしてそのうえで何か当事者が変わっていけそうな事を気長に色々仕掛けていくことが必要でしょうか。

*お知らせ* 4月から筑紫野の集いは日にちが変更になります。ご注意ください。
4月から第2水曜日 時間は変わらず13時半から15時半までです 

★ 親父の会 3月18日(土)平和3丁目市営住宅集会所 

1.4か月間の5つの行事の概要を解説(略)
2.NHK毎朝ラジオ・健康ライフ「心のバランスを取り戻そう」(精神科医大野裕) H28年11月7日~11日の放送分(75分)をみんなで聞く。  
3.自助グループミーティング   我が家の家族関係、何に気付き対応しているか、各人自由にお話をされ大変参考になった。就労を始めた、支援者の励まし、父の理解等大変に参考になる。   
4.推薦図書 
①「友よ ともに未来を生きよう」当事者の貴重な体験談(編 京都オレンジの会)
② 「輝ける闇の中で」支援者の体験談 山田孝明(京都オレンジの会) 
③ 「ADHDでよかった」新潮新書  著者 立入勝義 ADHDは(注意欠陥多動性障がい)は社会性に欠けるという。しかしこの本は少し希望を持たせてくれた。よくぞ本にしてくれたという本です。(①②は書店にないので会へご注文下さい)
5.会の都合で4か月ぶりの集まりでした。終わって恒例のワンコイン懇親会で楽しんだ。   
次回予告 5月20日(土)13時30分から上記同所で、合言葉は「父親が変われば子も変わる」